寒川神社さむかわじんじゃ

相模國一之宮の寒川神社は、八方除の守護神として約1,600年の歴史を有し、古くは朝廷をはじめ、源頼朝、武田信玄、徳川家代々、さらには民間と幅広い信仰を受けてきた。
 約1万5,000坪の広大な敷地の中に、御本殿、神門、神馬舎、手水舎、南門、納札殿、客殿、人形奉斎殿、三の鳥居などを有する。現在の御本殿、幣殿、拝殿、翼殿、回廊などの施設は、1997(平成9)年に完成した。
 宝物として、武田信玄寄進の兜、徳川家康の神領寄進状などがある。
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みどころ

入口(三の鳥居)から神門まで続く長い参道は、両脇を深々とした樹々に囲われており、厳かな雰囲気を感じることができる。神門は荘厳で美しく、神門をくぐった先の境内は、俗世界とは異なる神聖な世界観にひたることができる。
 本神社は古代より天皇家との関係が深く、敷地内の所々にその片鱗が見られるのも興味深い。(牧野 博明)
関連リンク 寒川神社(WEBサイト)
参考文献 寒川神社(WEBサイト)

2020年04月現在

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