サンシャイン水族館
東京メトロ東池袋駅から徒歩5分、サンシャインシティのワールドインポートマートビルの地上約40mの屋上に広がる水族館。屋上にあるため、屋外の水槽はガラス越しに他の高層ビルが見えるのがめずらしい。「天空のオアシス」をコンセプトとする日本初の都市型高層水族館であり、2階建ての本館と屋外エリアで、約550種2万3000点の世界の生き物を展示する。屋外エリア「マリンガーデン」では、都会のビルの高層階にもかかわらずヤシの木が茂る異空間が広がり、どこまでも広がる青空の下には、ペンギン*が泳ぎ、カワウソが走り回り、アシカたちがくつろぐ姿が見られる。本館1階の水槽では、南国のサンゴ礁をイメージした大水槽「サンシャインラグーン」や、クラゲの浮遊感やゆったり感を観賞できる「海月空感(くらげくうかん)*」が人気。

みどころ
常設展示の「天空の旅(屋外エリアマリンガーデン)」「水辺の旅(本館2階)」「大海の旅(本館1階)」では、それぞれ工夫を凝らした展示がなされ、館内を移動する間も楽しめるよう、照明や映像、香りなども効果的に使われている。都会のビルを借景に、羽ばたくように泳ぎまわる愛らしいペンギンの姿が見られるのは、サンシャイン水族館のみ。施設全体では、年間を通して様々なイベントやパフォーマンス、トレーニングやエサやりが行われており、幅広い世代が楽しめる。屋外エリアのライトアップが始まる夕方から夜に訪問するのもお勧めである。

補足情報
*ペンギン:屋外エリアにある正面から大きくオーバーハングした幅約12mの水槽「天空のペンギン」では、約35羽のケープペンギンが都会のビル群の上空を飛び交うように泳ぐ。その他、ペリカンやアシカが頭上を泳ぐ水槽も同エリアにて見ることができる。
*海月空感:6つのクラゲ水槽の1つ「クラゲパノラマ」の横幅は、国内最大級の14m。視界いっぱいにミズクラゲが広がる。
*海月空感:6つのクラゲ水槽の1つ「クラゲパノラマ」の横幅は、国内最大級の14m。視界いっぱいにミズクラゲが広がる。
関連リンク | サンシャイン水族館(WEBサイト) |
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参考文献 |
サンシャイン水族館(WEBサイト) 「ザ・水族館」 八重洲出版 2023年 「Sunshine City」朝日新聞 1978年10月5日 |
2025年06月現在
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