東京ドームシティアトラクションズとうきょうどーむしてぃあとらくしょんず

写真提供:株式会社東京ドーム /

全天候型の多目的スタジアム・東京ドームをはじめ、東京ドームホテル、後楽園ホール、ミュージアム、商業・飲食施設などで構成する「東京ドームシティ＊」に立地し、水道橋駅などからほど近くJR山手線の内側では数少ない都心型の遊園地である。
　1955（昭和30）年に「後楽園ゆうえんち」としてオープンし、限られたスペースを有効活用しながら導入されたジェットコースターやタワー型アトラクション「スカイフラワー」などによってファミリーや若年層を中心に支持を得てきた。2003（平成15）年、現在の「東京ドームシティアトラクションズ」に改称し、遊園地の入場を無料化するとともに、再開発エリアに複合商業施設「LaQua（ラクーア）」をオープンした。現在はラクーアゾーン＊、タワーゾーン＊、スプラッシュガーデンゾーン＊、バイキングゾーン＊、ジオポリスゾーン＊（地下）の各エリアに約20種類のアトラクションなどが配される。シアターGロッソでは土・日祝日や夏休みなどに、子ども向けのヒーローショーが開催され、根強い人気を誇る。

みどころ

                            JR・都営地下鉄水道橋駅、東京メトロ後楽園駅、都営地下鉄春日駅から、それぞれ徒歩数分でアクセスできる立地が強みで、さらに都心部にあることから、訪日外国人や地方からの来園客にとっても、東京都内の観光コースの一部として立ち寄りやすい。

　特に入場料がないのも強みで、気に入ったアトラクションを手軽に楽しむことができる。アトラクションやヒーローショーを目的とするファミリーや若年層はもとより、複合商業施設「ラクーア」で、買い物や食事、スパでゆったりとした時間を過ごすことを目的とした大人の利用客も多く、多様な施設魅力を有する。                        

補足情報

＊東京ドームシティ：敷地面積は約130,000ｍ²
＊ラクーアゾーン：観覧車やジェットコースター、メリーゴーラウンド、お化け屋敷などがあるゾーン
＊タワーゾーン：回転するグライダーや水鉄砲のアトラクションなど、子供も楽しめるゾーン
＊スプラッシュガーデンゾーン：足元から水が噴き出すミストやティーカップ、2人乗りのトロッコなどがあるゾーン
＊バイキングゾーン：大型のバイキングなど見晴らしの良い景色も楽しめるアトラクションが豊富なゾーン
＊ジオポリスゾーン：屋内の暗闇を前後に走るコースターなど屋内中心のゾーン

関連リンク	株式会社東京ドーム（WEBサイト）
参考文献	株式会社東京ドーム（WEBサイト）東京ドームシティアトラクションズ（株式会社東京ドーム）（WEBサイト）株式会社東京ドーム（WEBサイト）『レジャーランド＆レクパーク総覧』綜合ユニコム株式会社

2025年06月現在

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