松島基地航空祭まつしまきちこうくうさい

写真提供:航空自衛隊 / アクロバット飛行_ダイヤモンド・テイクオフ

写真提供:航空自衛隊 / アクロバット飛行_ワイド・トゥー・デルタ・ループ

写真提供:航空自衛隊 / アクロバット飛行_タッククロス

写真提供:航空自衛隊 / アクロバット飛行_バーティカルキューピッド

写真提供:航空自衛隊 / アクロバット飛行_レインフォール

ブルーインパルスとは、航空自衛隊の存在を多くの人々に知ってもらうために、航空自衛隊の航空祭や国民的な大きな行事などで、華麗なアクロバット飛行を披露する専門のチームのこと。正式名称は宮城県松島基地の第4航空団に所属する「第11飛行隊」である。
　「令和5年度松島基地航空祭」は、JR仙石線矢本駅から徒歩15分ほどのところにある航空自衛隊松島基地で8月下旬に行われるイベントで、前日に開催される「東松島夏まつり」とあわせて2日連続でブルーインパルス*の展示飛行(アクロバット飛行)を見ることができる。この航空祭では、展示飛行の他にも、音楽隊による演奏会などを楽しむことができる。

みどころ

                            青と白にカラーリングされた6機の機体が大空で展開する一糸乱れぬフォーメーション、そしてダイナミックなソロ演技、また次から次へ繰り広げられる驚異のパフォーマンスは、初めて観る人にとっては驚きの連続だろう。美しく雄大、華麗にして精密なフライトは、内外から高く評価されている。入場にはいくつかの注意事項があるので留意したい。                        

補足情報

　ブルーインパルスは1960年に初の公式展示飛行を実施。その後、1964年の東京オリンピックの開会式ではスモークで五輪のマークを描き喝采をあびた。また、近年2020年新型コロナウイルス感染症へ対応中の医療従事者などに対する敬意、感謝を示すため東京都心の上空を飛行したり、東京2020オリンピック・パラリンピックでも展示飛行を行うなど、その存在は国民のあいだで広く知られるようになった。
　こんにちでは展示飛行としてのアクロバット飛行は、こうした不定期のイベント時や、松島基地航空祭や各基地の航空祭などでも見ることができる。現在飛行に用いられている機材のT-4は、初代のF-86F、2代目のT-2に続く3代目にあたる。

関連リンク	航空自衛隊松島基地（WEBサイト）
参考文献	航空自衛隊松島基地（WEBサイト）航空自衛隊（WEBサイト）

2023年07月現在

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