日本こけし館にほんこけしかん

JR陸羽東線鳴子温泉駅の西方、鳴子峡入口近くの鳴子公園内にある。開館は1975(昭和50)年。童話作家・故深沢要氏のコレクションを中心に、毎年、鳴子温泉で行われる全国こけしまつりに奉納されたこけしなどを加え、収蔵品と展示品を合わせると約1万本のこけしを所有している。
 鳴子温泉は、最も古いこけしの産地だと言われている。こけしは産地によって特徴が異なり、宮城県で作られているのは鳴子系、遠刈田系、弥治郎系、作並系、肘折系の5系統。「宮城伝統こけし」として国の伝統的工芸品に指定されている。
 こけし館の展示は、深澤コレクションのほか、故高松宮殿下秘蔵のコレクションや系統別の数々のこけしのほか、こけしの製作工程やこけし工人によるロクロ実演のコーナーなどもある。1〜3月は休館。
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みどころ

多数のこけしが一度に見られる、産地ならではの施設である。系統別にこけしが一同に介し、形や表情の違いを見比べるのが楽しい。また、絵付け体験コーナーがあり、こけしに絵付けをして自分だけのこけしを作ることができる。
関連リンク 日本こけし館(WEBサイト)
参考文献 日本こけし館(WEBサイト)
宮城まるごと*探訪(公益社団法人 宮城県観光連盟)(WEBサイト)
旅東北(⼀般社団法⼈東北観光推進機構)(WEBサイト)
『宮城県の歴史散歩』宮城県高等学校社会科(地理歴史科・公民科)教育研究会歴史部会=編 山川出版社

2025年07月現在

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