鳴子峡なるこきょう

JR陸羽東線鳴子温泉駅の西2kmほどにある。江合川の支流、大谷川の清流に沿った鳴子峡入口の大谷橋から中山平入口までのおよそ2.5kmにわたる渓谷。大谷川が浸食してつくったV字谷、曲りくねった遊歩道の両側は高さ100mほどの断崖絶壁で、猿の手掛岩・屏風岩・虫喰岩などの奇岩が次々と展開する。特に新緑、10月下旬から11月上旬の紅葉のころは絶景になる。
 
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みどころ

東北地方を代表する紅葉の名所で、紅葉に彩られた深い峡谷に大きなアーチを描く大深沢橋は、鳴子峡のシンボル的存在。絶景を求め、シーズンには多くの人で賑わう。
 鳴子峡には遊歩道があり、次の3コースが安全を確保して整備されている。
1.大深沢遊歩道:鳴子峡レストハウスを起点として、一周約2.2km。
2.鳴子峡遊歩道(中山平側):見晴らし台から回顧橋まで、落差100mの崖に設置されたつづら折りの階段の遊歩道。
3.鳴子峡遊歩道(鳴子側):鳴子側入り口(大谷橋)から片道約230m(折り返し)。