鳴子峡なるこきょう

JR陸羽東線鳴子温泉駅の西2kmにある。江合川の支流、大谷川の清流に沿った鳴子峡入口の大谷橋から中山平入口までのおよそ2.5kmにわたる渓谷。大谷川が浸食してつくったV字谷、曲りくねった遊歩道の両側は高さ100mほどの断崖絶壁で、猿の手掛岩・屏風岩・虫喰岩などの奇岩が次々と展開する。特に新緑、10月下旬から11月上旬の紅葉のころは絶景になる。
 
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みどころ

JRのポスターや観光協会その他で、決まって紹介する写真はすべて紅葉に彩られた峡谷で、トンネルから出てきた電車、あるいは回顧橋や大深沢橋をアクセントとして入れた、目に焼き付いたお馴染みの写真である。次の3コースが安全を確保して整備されている。
1 大深沢遊歩道:鳴子峡レストハウスを起点として、一周約2.2km、徒歩50分。
2 鳴子峡遊歩道(中山平側):見晴らし台から回顧橋まで、落差100mの崖に設置されたつづら折りの階段の遊歩道。
3 鳴子峡遊歩道(鳴子側):鳴子側入り口(大谷橋)から片道約230m(折り返し)。