サケのふるさと千歳水族館
千歳水族館は千歳駅の北東約1km、千歳川に面した道の駅「サーモンパーク千歳」に隣接し、敷地面積2,284m2、建物面積1,511m2(延床2,856m2)の淡水魚水族館。
1994(平成6)年に千歳サケのふるさと館として開館し、2015(平成27)年サケのふるさと千歳水族館としてリニューアルオープンして現在に至っている。
淡水では北海道最大の水槽を有する水族館で、館内ではサケの仲間や北海道の淡水魚を中心に、世界各地の様々な淡水生物を観察することができる。また千歳川の水中を直接観察できる「水中観察ゾーン」があるのがこの水族館最大の特徴である。
秋になると、水族館の外の千歳川には水力だけで回転しサケを捕獲するインディアン水車が設置され、インディアン水車橋から捕獲状況を観察することができる。
1994(平成6)年に千歳サケのふるさと館として開館し、2015(平成27)年サケのふるさと千歳水族館としてリニューアルオープンして現在に至っている。
淡水では北海道最大の水槽を有する水族館で、館内ではサケの仲間や北海道の淡水魚を中心に、世界各地の様々な淡水生物を観察することができる。また千歳川の水中を直接観察できる「水中観察ゾーン」があるのがこの水族館最大の特徴である。
秋になると、水族館の外の千歳川には水力だけで回転しサケを捕獲するインディアン水車が設置され、インディアン水車橋から捕獲状況を観察することができる。
みどころ
水族館最大の特徴ともいえる「水中観察ゾーン」は水族館から地下のスロープを下った先にある。千歳川の左岸に埋め込まれた長さ30mほどの部屋には、縦1m×横2mの7つの窓が設置されており、この窓の向う側は千歳川の水中である。四季折々の千歳川の生き物たちの営みを間近に観察することができ、中でも秋に産卵のため川をさかのぼるサケの群れは圧巻である。
水族館内の深さ5m、水量約300tの北海道最大の淡水大水槽も魅力であり、サクラマスやギンザケ、幻の魚ともいわれるイトウやヨーロッパ原産のブラウントラウトなどサケの仲間の他、巨大なチョウザメなどが悠々と泳いでいる。またイベントや企画展も数多く開催されており、サケの稚魚放流体験やサケの採卵体験などユニークなものもある。
インディアン水車*は8月中旬頃から稼働し、9月~10月の多い時期には1日に1万匹を超えるサケが捕獲されるという。ここで捕獲されたサケは多くが人工ふ化放流用であり、3~4月に稚魚が放流されるという。
水族館内の深さ5m、水量約300tの北海道最大の淡水大水槽も魅力であり、サクラマスやギンザケ、幻の魚ともいわれるイトウやヨーロッパ原産のブラウントラウトなどサケの仲間の他、巨大なチョウザメなどが悠々と泳いでいる。またイベントや企画展も数多く開催されており、サケの稚魚放流体験やサケの採卵体験などユニークなものもある。
インディアン水車*は8月中旬頃から稼働し、9月~10月の多い時期には1日に1万匹を超えるサケが捕獲されるという。ここで捕獲されたサケは多くが人工ふ化放流用であり、3~4月に稚魚が放流されるという。
補足情報
*インディアン水車:北海道庁初代水産課長であり、日本で初めて官営の千歳中央孵化場を創設した伊藤一隆が、1886(明治19)年に研修のためアメリカに渡った際に、西海岸のコロンビア川で見た捕魚車の設計図を持ち帰り伝えたことに始まる。この捕魚車が千歳川に初めて設置されたのは1896(明治29)年。川をやなでせき止めて一か所だけ魚道をあけておき、そこに入ってくるサケを水車で捕獲する仕組みであり、電力を使わず、純粋に水力だけで回っているのは、北海道では千歳川に設置されている水車だけである。
関連リンク | サケのふるさと千歳水族館(WEBサイト) |
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参考文献 |
サケのふるさと千歳水族館(WEBサイト) ちとせの観光(千歳市)(WEBサイト) 『全国博物館総覧』公益財団法人日本博物館協会 |
2023年12月現在
※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。