釧路和商市場の勝手丼
JR根室本線釧路駅から旭橋通りを西へ200mほどのところに「釧路和商市場」*1がある。釧路は日本有数の漁獲量を誇る「釧路港」を有していることから、ここで水揚げされた魚介類が中心に並び、釧路市民の台所として長年親しまれている市場である。魚介類や水産加工物はもちろんのこと、鮭節、さんまジャーキーなどオリジナルな加工品も豊富。カニは時期に応じ、毛ガニ、ズワイガニ、タラバガニ、花咲ガニが店頭に並ぶ。
「釧路和商市場」は、第2次世界大戦後の混乱期に幣舞橋から駅前にかけて店を開いていた魚介類の露天商や行商人60人が集まり、1954(昭和29)年に「和して商う」を標榜し、釧路和商協同組合を設立したことに始まる。1960(昭和35)年には店舗が整備され、1978(昭和53)年に現在地に新店舗が竣工した。
市場の名物が海鮮丼の「勝手丼」。まず、市場内の総菜店で購入した丼ご飯に、鮮魚店などを巡って、切り身や量り売りの魚介類などの具材を購入し、トッピングして海鮮丼に仕立て上げるというもの。最初に求める丼のご飯はサイズが選べ、酢飯もある。カニ汁や漬物も販売している。
「勝手丼」は、1980年代にツーリングで釧路を訪れたライダーなど若い旅行者たちに、新鮮で安価に海産物を楽しんでもらおうということから始まったといわれている。
「釧路和商市場」は、第2次世界大戦後の混乱期に幣舞橋から駅前にかけて店を開いていた魚介類の露天商や行商人60人が集まり、1954(昭和29)年に「和して商う」を標榜し、釧路和商協同組合を設立したことに始まる。1960(昭和35)年には店舗が整備され、1978(昭和53)年に現在地に新店舗が竣工した。
市場の名物が海鮮丼の「勝手丼」。まず、市場内の総菜店で購入した丼ご飯に、鮮魚店などを巡って、切り身や量り売りの魚介類などの具材を購入し、トッピングして海鮮丼に仕立て上げるというもの。最初に求める丼のご飯はサイズが選べ、酢飯もある。カニ汁や漬物も販売している。
「勝手丼」は、1980年代にツーリングで釧路を訪れたライダーなど若い旅行者たちに、新鮮で安価に海産物を楽しんでもらおうということから始まったといわれている。
みどころ
釧路市民の台所と呼ばれるだけあって、釧路港で水揚げされた盛りだくさんの新鮮な魚介類が並び、目移りするほど。その中から、自分自身で選んで海鮮丼「勝手丼」を作り上げる楽しみは美味しさを倍加してくれる。和商市場の“勝手丼”が全国の先駆けとなり、各地の市場などに広がったといわれている。
補足情報
*「釧路和商市場」:基本的には通年、日曜日定休だが、4月~12月には日曜日も営業することもあるので、事前に確認を。
関連リンク | 釧路和商市場(WEBサイト) |
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参考文献 |
釧路和商市場(WEBサイト) 北海道公式観光サイト【HOKKAIDO LOVE!】(WEBサイト) 釧路・阿寒湖観光公式サイト(WEBサイト) |
2023年12月現在
※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。