斜里岳しゃりだけ

知床半島の付け根の清里町と斜里町の境界にあり、緩やかな円錐形の火山で標高1,547m。頂上からは国後島や阿寒の山々を望む。斜里の語源はアイヌ語の「サルン・ペッ」で葦原にある川の意。
 登山道は北側の斜里コースと一般向きの西側の清里コースがある。裾野の広いピラミッド型が印象的。
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みどころ

山頂から眺めると、裾野の広大な農耕地とその先のオホーツク海や知床連山が見渡せ、北海道の広大さと知床の厳しさに感激する。逆に裾野が広く端正な独立峰であるため、遠方からも美しく見ることができる。
 清里町の清岳荘からの登山ルートは、沢沿いのルートと尾根沿いのルートがあり、登るときは沢沿いのルート、下山時は尾根沿いのルートが推奨されている。沢沿いルートには途中に数多くの滝があり、目を楽しませてくれる。
関連リンク きよさと観光協会(NPO法人きよさと観光協会)(WEBサイト)
参考文献 きよさと観光協会(NPO法人きよさと観光協会)(WEBサイト)
『日本百名山』深田久弥 新潮社
『北海道の山』伊藤 健次 山と渓谷社
『ヤマケイアルペンガイド 北海道の山』 伊藤 健次著 山と渓谷社
『北海道の山と谷』「北海道の山と谷」再刊委員会 北海道撮影社

2023年12月現在

※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。