京極の噴出しきょうごくのふきだし

後方羊蹄山(しりべしやま)の北西山麓にある道の駅「名水の郷きょうごく」に隣接してある「ふきだし公園」に、後方羊蹄山から大量に噴き出す湧水がある。「ふきだし公園」は後方羊蹄山腹から湧出する清澄な水を利用してつくられた自然公園。
 噴出し湧水は、後方羊蹄山に降った雨や雪が地下に浸透し、数十年かけて湧き出した水。一年中湧出しており、多くの人々が水とその迫力ある美しい景観を求めてやってくる。噴き出し口周辺にはいくつか散策道がある。また、道の駅の名水プラザに向かう途中には三十三観音がある。神秘的かつ神聖な場所として昭和初期に町内の住職が建立したという。
 公園内には野外ステージや噴水などがあり、ジンギスカン鍋も食べることができる。
 後方羊蹄山からの湧水は京極町を始めとして、真狩村など全体で17か所あるといわれている。
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みどころ

日8万t(約30万人の生活用水)という豊富な水量の迫力に驚かされる。湧水口周辺には緑の苔が岩に貼りつき、清らかな水とのコントラストが美しい。湧水口から流れ出した大量の水は池をつくり、池の中の島に橋がかけられ美しい水を眺めながら散策道を巡ることができる。
 水は聖なる場所として崇められ、開拓当初より大切に守られてきたという。
関連リンク 京極町観光協会(WEBサイト)
参考文献 京極町観光協会(WEBサイト)
京極町(WEBサイト)

2023年12月現在

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