大沼おおぬま

大沼公園駅周辺にある大沼・ 小沼・ 蓴菜沼は、駒ヶ岳の噴火によってできた堰止湖、及び陥没湖である。大沼はもっとも北東に位置する公園の中心的な湖で、湖水面積は5.31km2、周囲約24kmの大きさ。
 大沼に隣接する小沼は湖水面積3.8km2、周囲約16km、蓴菜沼はその名の通り蓴菜が採れる湖で、湖水面積0.75km2、周囲約8kmである。
 湖中には、鯉・鮒・ワカサギ・川エビなどが生育している。また大沼と小沼の間に架橋されている「月見橋」付近の「白鳥台セバット」では例年12月下旬頃から飛来したハクチョウなどの水鳥を観察することができる。
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みどころ

雄大な駒ヶ岳を眺めることができる大沼は屈曲の多い湖岸線と、湖面に浮かぶ島々によって日本庭園的な景観が広がる。
 湖畔にはエゾマツ・トドマツ・イタヤカエデなどの樹林を縫って一周約14kmの周遊道路がある。大沼公園広場からはいくつかの島伝いに架けられた橋を渡る1周15分~50分の遊歩道も整備され美しい景観が楽しめる。所要時間30分で大沼・小沼を巡る遊覧船や、手漕ぎボートなどもあり、時間をかけて観賞したい。
 写真撮影スポットは数多く存在するが、大沼や駒ヶ岳など公園全体を眺めるには函館七飯ゴンドラの山頂が絶好のビューポイントである。
関連リンク Onumap大沼ップ(七飯大沼国際観光コンベンション協会)(WEBサイト)
参考文献 Onumap大沼ップ(七飯大沼国際観光コンベンション協会)(WEBサイト)
まるごと大沼(大沼国定公園情報発信システム運営協議会)(WEBサイト)
『北海道の歴史散歩』北海道高等学校日本史教育研究会 山川出版社

2023年12月現在

※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。