駒ヶ岳こまがたけ

駒ヶ岳は北海道森町、鹿部町、七飯町にまたがる標高1,131mの成層火山*である。噴火により形成された鋭い山頂と美しい裾野の景観で、大沼公園を象徴する道内屈指の名山のひとつに挙げられる。
 山頂部にある火口原は剣ヶ峰(けんがみね)、砂原岳(さわらだけ)、隅田盛(すみだもり)に囲まれ、眺める場所によってその山容は姿を変える。
 山頂火口部から半径4kmの区域内への立ち入りは規制されているが、赤井川登山道のみ規制が緩和され、6月-10月の期間限定で馬の背までの登山が可能となっている。
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みどころ

馬の背からは眼下に大沼、小沼など大沼公園一帯を見渡すことができる。
登山道ではシラタマノキやイワギキョウ、ベニバナイチヤクソウなどの植物が見られ、秋にはカラマツの黄葉が楽しめる。
 函館本線の砂原周りで一周すると、駒ヶ岳の様々な姿を楽しめ、魅了される。鹿部温泉観光協会のホームページには、鹿部町内から美しく駒ヶ岳を望むことができるビューポイントマップが掲載されており、様々な駒ヶ岳の姿の一端がうかがえる。
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補足情報

*成層火山:溶岩と砕屑物とを交互に噴出し、それらが層をなして堆積して生じた円錐形の火山をいう。
関連リンク Onumap大沼ップ(七飯大沼国際観光コンベンション協会)(WEBサイト)
参考文献 Onumap大沼ップ(七飯大沼国際観光コンベンション協会)(WEBサイト)
鹿部温泉観光協会
森町観光ナビ(森観光協会)(WEBサイト)
『北海道の山と谷』「北海道の山と谷」再刊委員会 北海道撮影社
『ヤマケイアルペンガイド 北海道の山』 伊藤 健次著 山と渓谷社

2023年12月現在

※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。

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