札幌市中央卸売市場さっぽろちゅうおうおろしうりいちば

札幌駅の西、地下鉄東西線の二十四軒駅から北東徒歩7分に位置した道内最大の市場。1959(昭和34)年に全国で17番目の中央卸売市場として札幌市が開設。12月に青果部、 翌年4月に水産物部が営業を始めた。
 敷地面積は約13万m2で札幌ドームの建築面積の約2.5倍。 荷の流れを考えて売り場を配置している。卸売専門の市営施設。水産・青果関係業者約70社が入り、早朝からセリで賑わう。
 場外では60店舗がならび、朝6~7時から17時まで一般消費者対象に海産物、農産物、肉、飲食、弁当等の販売をしている。
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みどころ

卸売専門の市場で、せりの風景や取引など場内の見学*が可能。北海道ならではの海産物、カニ、鮭、ホタテやツブ貝などが並び、活気ある取引を見ることができる。
 水産棟2階には展示室、資料室があり、 卸売市場の歴史やせりの仕組みを解説したパネルや各種資料を展示している。また、水産棟青果棟の卸売場を見学することができ、豆知識やコラムを紹介するQ&Aアラカルトパネルがあり、市場の理解を深められる。
 場外の市場では海産物だけでなく農産物や弁当などが並び、札幌市民も多く訪れており見た目も楽しめる。
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補足情報

*場内の見学:事前の申し込みが必要で所要時間は1時間半程度。
関連リンク 札幌中央卸売市場協会(WEBサイト)
参考文献 札幌中央卸売市場協会(WEBサイト)
『いちばいちばん』札幌市中央卸売市場パンフレット

2023年11月現在

※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。