札幌のライラック
大通公園をはじめ個人の庭にも植えられる札幌の市木。花色は、基本的にホワイト、ヴァイオレット、ブルー、ライラック、ピンク、マゼンダ、パープルの7系統がある。ライラックは英名、フランス名はリラ、和名はムラサキハシドイ。名前の響きがいいのでライラックが定着したものと思われる。札幌市には大通公園以外にも見どころの公園*が数多くある。
札幌のライラックは、北星学園の創設者であるサラ・クララ・スミス女史が、アメリカからもたらしたものがその起源。
1959(昭和34)年「ライラックの花が咲き揃う季節に文化の香り高い行事を行う」という文化人の呼びかけにより始まったのがライラックまつり。大通会場と川下会場で5月下旬に開催されている。1960(昭和35)年には札幌市の木にも選ばれて広まっていった。
札幌のライラックは、北星学園の創設者であるサラ・クララ・スミス女史が、アメリカからもたらしたものがその起源。
1959(昭和34)年「ライラックの花が咲き揃う季節に文化の香り高い行事を行う」という文化人の呼びかけにより始まったのがライラックまつり。大通会場と川下会場で5月下旬に開催されている。1960(昭和35)年には札幌市の木にも選ばれて広まっていった。
みどころ
ライラックの香りは、長い冬から開放されて初夏の訪れを感じさせてくれるものとして市民に愛されており、札幌全体でライラックが見られる。大通公園では、5月中旬から6月上旬まで約400株のかわいらしい花房を目にすることができる。
ライラックまつりは、札幌に初夏の訪れを告げる祭りとして市民の間にも定着し、札幌を代表する春のイベントとなっている。紫色の花房がこぼれるように咲き乱れるさまに感激するにちがいない。ライラックが咲き誇る「大通会場」では、様々なイベントが開催され、2008(平成20)年、第50回開催から「川下会場」も会場に加わってにぎわいを見せている。
吉井勇*は「家ごとにリラの花咲き札幌の人は楽しく生きてあるらし」と歌っている。
ライラックまつりは、札幌に初夏の訪れを告げる祭りとして市民の間にも定着し、札幌を代表する春のイベントとなっている。紫色の花房がこぼれるように咲き乱れるさまに感激するにちがいない。ライラックが咲き誇る「大通会場」では、様々なイベントが開催され、2008(平成20)年、第50回開催から「川下会場」も会場に加わってにぎわいを見せている。
吉井勇*は「家ごとにリラの花咲き札幌の人は楽しく生きてあるらし」と歌っている。
補足情報
*見どころの公園:白石区川下公園 1,600株(国内最大)、創成川公園 200株、中島公園 117株、北区百合丘公園 650mの並木道、手稲区前田森林公園 400株
*吉井勇:1886~1960年 明治-昭和時代の歌人、劇作家、小説家。北原白秋とともに文芸雑誌『スバル (昴)』を創刊 。歌謡曲『ゴンドラの唄』(中山晋平作曲)の作詞が有名。
*吉井勇:1886~1960年 明治-昭和時代の歌人、劇作家、小説家。北原白秋とともに文芸雑誌『スバル (昴)』を創刊 。歌謡曲『ゴンドラの唄』(中山晋平作曲)の作詞が有名。
関連リンク | 公益財団法人札幌市公園緑化協会(WEBサイト) |
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参考文献 |
公益財団法人札幌市公園緑化協会(WEBサイト) さっぽろライラックまつり実行委員会(WEBサイト) 『北海道の旅』更科 源蔵 社会思想研究会 |
2024年01月現在
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