蓬田村は、青森県北西部の津軽半島中央部に位置し、南は青森市、北は外ヶ浜町、西は津軽半島を縦断する中山山脈を隔てて五所川原市及び中泊町に接し、東は陸奥湾に面している。村の西部を南北に走る中山山脈には大倉岳、赤倉岳、袴腰岳があり村内山林の大部分は国有林。村の東部は平坦地でその大半は水田となっている。
 湾岸沿いにJR津軽線、国道280号が走る。また、国道に並走する形で蓬田~蟹田バイパスが走る。
 1645(正保2)年からは弘前藩の新田開発が始まり、1672(寛文12)年までに蓬田村全域が開発された。主要産業は豊かな農業用水を利用した稲作で、海岸地域の米倉といわれる。陸奥湾ではホタテ養殖が行われている。
 小館遺跡からは擦文土器や竪穴住居跡が発見され、北側1kmに南北朝時代の居館跡蓬田館跡がある。

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