板柳町は、青森県西部、津軽平野のほぼ中央にある。岩木川と十川の間にあり、流域にはりんご園と広大な水田が広がっている。北は鶴田町と五所川原市、東は青森市、南は藤崎町、西は弘前市と接する。JR五能線、国道339号が通じる。
 藩政時代は板屋野木とよばれ、この地方の物資の集散地であり、岩木川には河港が設けられていた。新田開発が進むにつれて藩の代官所が置かれるなど、かつて栄えた地域である。
 岩木川の自然堤防に沿ってリンゴ園が広がり、津軽のリンゴ生産の中心地の一つとなっている。この他、米、野菜、大豆などが栽培される。全国初のりんご専門産地市場やりんごの観光や加工品の生産販売拠点として「ふるさとセンター」がある。
 板柳駅近くに塩化物泉の温泉が湧出。スキー場がある。夏には豊作を祈願する祭りである『りんご山笠』が行われる。

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