三戸町は、青森県の最南端部に位置し、奥羽山系の東斜面にある。熊原川と猿辺川が流れ、町の北東部で馬淵川に合流。この河川流域に平坦地が多く、集落が展開している。奥羽山脈北部の東斜面にあり、面積の約66%が山地。湖沼は大きいものはなく、小さい溜池が散在する。北は新郷村、東は南部町、西から南は田子町と岩手県二戸市に、西は秋田県鹿角市に接している。
 第三セクター青い森鉄道(旧、JR東北本線)、国道4号、104号が通じる。
 中世から南部氏の拠点で、三戸城が築かれ、盛岡へ移城後は代官所が置かれた。
 農業が主で、米作、リンゴ、ブドウ、葉タバコ栽培などが行われている。
 三戸城跡には南部藩の歴史資料を蔵する温故館などがある。月山神社の例祭に7歳になった男児が集団で参拝する「泉山の登拝習慣」は国の重要無形民俗文化財。

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