おいらせ町は、青森県南東部に位置する。十和田湖を源流として太平洋に注ぐ奥入瀬川と、明神川が流れる。西から東の太平洋に向かって傾斜した台地とそれに続く低地からなる。海岸には砂浜海岸と砂防林が続いている。北に三沢市、西に六戸町、南に八戸市と五戸町が隣接。東は太平洋に面する。
 第三セクター青い森鉄道(旧、JR東北本線)、国道338号、および八戸百石道路と第二みちのく有料道路が南北に通じ、奥入瀬川の北側を国道45号が東西に走る。
 基幹産業は農業で、奥入瀬川流域の米作とニンジン、イチゴ、ナガイモなどの栽培が主。百石地区では酒造業、電子部品、電気器具、金属製品などの製造業、ホッキガイ漁などの水産業も盛ん。百石漁港はサケ、ホッキ漁の拠点として当町の漁業を担う重要な役割を果たしている。
 町の中心部にある下田公園内の間木堤は、全国有数の白鳥飛来地として著名。また例年11月の「おいらせ鮭まつり」では、奥入瀬川の河川敷で鮭のつかみ取りなどのイベントが行われ、多くの観光客で賑わう。

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