飯綱町は、長野県北部にある町。町域は北にそびえる斑尾山から西の飯縄山にかけての穏やかな丘陵地と、千曲川の支流鳥居川の河岸段丘上に広がる。しなの鉄道北しなの線(旧、JR信越本線)、国道18号が通じるほか、町北部を上信越自動車道が横断している。西・南は長野市、北は信濃町、東は中野市に隣接する。
 室町時代には、町の北部、芋川平に芋川氏の館が置かれ、周辺に若宮城、鼻見城などが築かれた。江戸時代には中央部を南北に通っていた北国脇往還の牟礼宿が一帯の中心で、同往還の中間点として栄えた。
 純農村で、米とリンゴ栽培などの農業が主産業だが、飯綱高原にはスキー場、ゴルフ場のほか、温泉や別荘地が開発され、上信越道の開通を機に年間を通じて多くの観光客が訪れる。

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