宮田村は、長野県南部、木曽駒ヶ岳の東麓にあり、天竜川右岸の段丘面を占める。伊那市、駒ヶ根市、木曽郡上松町、木曽町に接する。JR飯線、国道153号(三州街道)が通じ、中央自動車道駒ヶ根インターチェンジが近い。
 近世は宮田宿が置かれた。第二次世界大戦前に盛んだった製糸工業にかわって精密工業の立地が多い。農業では穀類、果樹などを生産。かつての桑畑はナシやブドウ、リンゴの畑にかわった。
 木曽駒ヶ岳、千畳敷、宝剣岳など、中央アルプスの主要な山岳観光地を抱えている。2019(平成31)年3月、中央アルプスは中央アルプス国定公園となったが、宮田村は特別保護地区の80.6%を占めている。この他、伝統行事には「暴れみこし」で知られる「津島神社祇園祭」などがある。

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