那珂市は、茨城県の中央よりやや北に位置し、北は常陸大宮市、常陸太田市、東は日立市、東海村、ひたちなか市、南は水戸市、西は城里町に接する。北側は久慈川が西から東へ、西側は那珂川が北西から南東へ流れ、両河川の沿岸に開けた水田地帯とそれに挟まれたほぼ平坦な那珂台地から成り立っている。
 常磐自動車道、国道118号線、349号線が通り、JR水郡線が走る。
 平坦な那珂台地上には畑作地帯、那珂川・久慈川沿岸には水田地帯が広がり、米、麦、大豆、蕎麦、とうもろこしの生産が盛んである。工業団地には、電気電子部品・製品、金属製品、機械部品、化学製品など様々な種類の製造事業所が立ち並んでいる。
 白鳥の飛来する「古徳沼」や八重桜が咲き誇る「静峰ふるさと公園」などが、主要な観光魅力となっている。8月には約25万本のひまわりが咲き誇る「なかひまわりフェステイバル」が開催されている。

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