五城目町は、秋田県中西部に位置する。馬場目岳に源を発した馬場目川が西流し、市街地で富津内川・内川川と合流してゆるやかに流れ八郎潟へ注いでいる。これらの河川流域は当町の穀倉地帯となっている。北は三種町、東は上小阿仁村、南は井川町と秋田市、西は八郎潟町に接している。国道7号、285号が通じ、秋田自動車道五城目八郎潟ンターチェンジが設置されている。
 1590(天正18)年頃(16世紀終期)に築城されたとされる五城目・砂沢城の城下は五十目上町村と五十目下町村の2つに分かれており、五十目村になるのは江戸時代初期。1986(明治29)年に五十目村が五城目町となった。
 町域の80%が山地で木材産出が多く、製材や家具、建具、桶類の加工も盛ん。特産に清酒、打刃物があり、県外にも出荷している。農業ではキイチゴや枝豆、山菜などを産出。
 六斎市の名残の露天市は500年続いている。森山公園のスズムシ群棲地は北限地として県の天然記念物に指定されている。

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