玉川村は、県中部に位置し、北は須賀川市、東は平田村、南は石川町、西は矢吹町、鏡石町に接する。
 西端を JR水郡線,国道 118号線、あぶくま高原道路が走る。福島空港の一部が村域にある。
 西部一体は阿武隈川沿いに展開する平坦な土地。東部一帯は阿武隈山系の西斜面の丘陵地で、相対的に起伏の多い山間地帯。
 1955年(昭和30)須釜と泉の両村が合併し現在に至る。源頼義の一族である石川安芸守源有光が石川の地66郷を領し、本村はその一部。その後、蒲生、上杉、丹羽、松平、本多など諸公の領地となったが、1742年(寛保2)以来幕領あるいは藩領として明治維新を迎え、1876年(明治9)に福島県に属するようになった。
 米作のほか野菜・果樹栽培,養豚も行われる。さるなしを特産し、ワインやジュース等の加工品を製造している。
 東福寺の舎利石塔(国の史跡)、石造五輪塔(国重要文化財)、川辺八幡神社本殿(県重要文化財)の他、乙字ヶ滝(日本の滝100選)等がある。この他、子供向け遊具などがある「こどもの駅」や、廃校になった四辻分校をリノベーションした「たまかわ観光交流施設 森の駅」、福島空港内に「わくわくらんどたまかわ」等の施設がある。

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