泉崎村は、県の中通り地方南部に位置する。北から東は矢吹町、東は中島村、南から西は白河市に接する。
 JR東北本線、国道4号、東北自動車道が通っており、JR東北本線の泉崎駅が村の中心部にあるほか、東北自動車道、あぶくま高原道路の矢吹インターチェンジが村に隣接。
 矢吹原の南縁を占める。谷底平野も広く、羽鳥用水の灌漑地域。白河丘陵と須賀川盆地との間に位置。農村だが台地上には工場の立地も多い。天王台ニュータウンなどの宅地が造成されている。
 1954年(昭和29)に川崎村と関平村が合併し泉崎村が誕生。
 農業が主産業で米作を中心に畜産、葉たばこ、野菜などを栽培。中でもハトムギ茶、トマト、キュウリ、水耕野菜(ミツバ、パセリ、こねぎ)を特産する。
 縄文期、弥生期の遺跡が多い。泉崎横穴墓群(国史跡)や関和久官衙遺跡(国史跡)がある。また、阿弥陀信仰を示す観音山磨崖供養塔婆群や近隣の信仰を集める烏峠稲荷神社がある。この他、日本で唯一、国際自転車競技連合(UCI)の規定を満たす自転車競技場である泉崎国際サイクルスタジアム、泉崎パークゴルフ場、さつき温泉等がある。

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