楢葉町は、浜通り地方のほぼ中央に位置する。北は富岡町、西は川内村、南は広野町、いわき市と接し、東は太平洋に面する。
 JR常磐線、国道6号、常磐自動車道が通じ、ならはスマートインターチェンジがある。
 西は阿武隈高地、東には太平洋が広がる。木戸川と井出川が流れ、サケの溯上や鮎などが生息する。
 1956年(昭和31)2村が合併して成立。町名は『和名抄』の楢葉郷による。
木戸川の鮭は国内有数の捕獲数を誇る名産。この他、ゆずを特産する。南端には楢葉南工業団地がつくられた。
 天神原遺跡は弥生時代の再葬墓群で、出土品は国の重要文化財に指定されている。木戸川渓谷、木戸川鮭簗場、広野町と跨って日本サッカーのナショナルトレーニングセンターのJヴィレッジがある他、天神岬スポーツ公園、ならは羽黒山温泉、天神岬温泉やみるーる天神やここなら笑店街等の復興関連施設もある。毎年4月には大瀧神社の浜下り(県の重要無形民俗文化財)や、11月には農林水産物の収穫を祝うならSUNフェス等の行事がおこなわれる。

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