平田村は、中通り地方南部にある。北は郡山市、北から東は小野町、東はいわき市、南は古殿町、南から西は石川町、西は玉川村に接する。
 国道49号、349号、あぶくま高原道路が通じる。
 全地域が阿武隈山系の中にあり、地域の西北端にある蓬田岳、東南端にある芝山をはじめ、標高500~700mのなだらかな山間地帯。
 1955年(昭和30)、2村が合併して成立。
 水稲や葉タバコの栽培、和牛飼養が行われる。また、奥羽大学薬学部と連携した薬用植物栽培を進めており、カンゾウ栽培や薬用入浴剤の開発もおこなっている。
 石川秀光によって築城された蓬田舘址、中倉六地蔵等がある。この他、山鶏滝(ふくしまの遊歩道50選、福島遺産100選)、蓬田岳麓の自然を生かした野外体験施設のジュピアランドひらた、村の指定文化財(天然記念物)の桜、祭りでは駒形じゃんがら念仏踊(村無形民俗文化財)、浦安の舞の他、青少年の育成と村おこしのための新しい文化として菅布祢太鼓がある。また、農家民宿・民泊もおこなわれている。

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