厚木市は、神奈川県の中央に位置し、地勢は西北から東南に緩やかに傾斜し、西部及び西北部は山岳地帯で数系の小山脈が南北に走っている。市の東部は、相模川の清流が南北に貫通し、これに併流する中津川、小鮎川の流域に平野が開けている。
 相模川右岸に発達する市街は近世宿場町、市場町として栄え、舟運の要地であった。昭和初期の小田急電鉄線の開通、1969(昭和44)年の東名高速道路のかインターチェンジの完成により、東京への通勤者が多い。
 工業都市として発展し、自動車部品、電子機器部品、一般機器などの工場がある。
 市内には、手軽なハイキングから本格的なトレッキングまで、各種のトレイルコースが整備されている。また、「飯山温泉郷」、「東丹沢七沢温泉郷」は、強アルカリの泉質で「美肌の湯」として知られている。鮎料理や猪鍋、とん漬、豚ホルモン、清酒(盛升)など、多彩な食も魅力の一つとなっている。

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