かほく市は、石川県中央部に位置する。西側に日本海を望み、東側に向かって標高が高くなる地形。東から西に向かい、山地、丘陵地、段丘地、沖積低地、海岸砂丘地で形成されており、海岸沿いの砂丘地に多くの人口と主要な交通路が集中し、商業施設なども多く立地している。西に風光明媚な日本海を望み、北は宝達志水町、東は津幡町に、南は内灘町に接する。
 JR七尾線が通じる。また、幹線道路は南北方向にのと里山海道、国道159号が走り、国道471号により富山県方面へも接続。また、河北地域の新しい交通基盤として河北縦断道路が2016(平成28)年に開通。
 旧宇ノ気町、旧七塚町地区は金津庄として発展、旧高松町地区は江戸時代に能登と加賀を結ぶ能登街道の重要な宿場町として栄えた。
 西側の砂丘地では特産の果樹栽培がされている。明治期に定着した織物業は、その後、主産業である繊維工業となり、特にゴム入り細幅織物の生産で知られる。近年はイメージスキャナの生産でも知られる。
 古墳や遺跡が多く、縄文時代の上山田貝塚(国指定史跡)、気屋遺跡などがある。哲学者の西田幾多郎は宇ノ気村(当時)の出身で、内日角に石川県西田幾多郎記念哲学館がある。

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