北大東村は、沖縄本島の東方約360kmに位置し、北大東島と沖大東島の二つの島からなる。北大東島は珊瑚環礁が隆起してできた島で、中央部は盆地のように窪んでおり、大小20数個の沼や湿地が散在している。盆地の周りを屏風のように連なる小高い丘が取り囲む。北大東島の南に位置する沖大東島は現在は無人島で、米軍の射撃場に使用されている。
 大東村では、開拓以来、燐鉱石採掘事業が盛んに行われていたが、閉山後はサトウキビ農業を主に馬鈴薯などが栽培されている。また、島の海域は漁場に恵まれ、マグロ、サワラ等の漁獲が豊富である。

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