阿久比町は、愛知県南西部、知多郡にある町。東から南は半田市、南西は常滑市、北西は知多市、北東は東浦町に接している。
 名古屋鉄道河和(こうわ)線、知多半島道路が通じ、阿久比イ ンターチェンジがある。
 知多半島のほぼ中央に位置。町の中央部を南北に流れる阿久比川やその支流である草木川、福山川、前田川、矢勝川等に沿って平坦地が分布しており、周囲には標高 30m~60mの小高い丘陵地が南北に連なっている。
 1953年(昭和28)町制施行。地名は阿古屋(あこや)、足咋(あくい)、英比(あくい)、阿久比と変遷している。名古屋、半田、東海3市のベッドタウン。
 中央部は阿久比川低地で米作地、両側の丘陵地は住宅団地とミカン、キクなどの園芸農業地帯。乳牛の飼育も盛ん。工業は紡織が中心であるが、自動車関連企業や先端技術工業の進出もみられる。
 史跡、社寺には、平安時代の菅原英比麿(道真の孫)や、戦国時代の於大の方(おだいのかた)(徳川家康の母)、坂部城主久松氏らにゆかりのものが多い。

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