東白川村は、県中南部にある。東は中津川市、北・西・南は白川町に接する。
 国道256号が通じる。
 飛騨川の支流白川の上流域にあたる。この白川は岐阜県内でも代表的な清流で、「東白川村」の名の由来ともなっている。御嶽山を頂点とする山塊の中にあり、裏木曽と呼ばれる森林地形を形づくっている。村域の大部分は山地で、スギやヒノキの山林で占められている。中心集落は神戸平。
 1889年(明治22)の立村以来、合併も分割もせずに現在に至る。廃仏毀釈の歴史を持つ全国で唯一、寺のない村。
 茶が栽培され、良質な白川茶を生産する。また、畜産では肉牛の多頭飼育が目だつ。早くから植林が進み、東濃ヒノキを産出。自動車部品工場も誘致されている。
 白川ではアユ釣りが盛んである。越原に名古屋女子大学の教育施設がある。越原ハナノキ自生地は国指定天然記念物。

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