飯豊町は、山形県南部に位置し、東は米沢市、川西町、西は小国町、北は長井市、南は福島県喜多方市に接する。南部の飯豊山地に源を発する白川の流域を占める農山村。
 JR米坂線と国道113号が東西に走っており、仙台と新潟を結ぶ内陸横断ルートのほぼ中間地点で、交通上の要衝となっている。
 町の北東部は白川の水と肥沃な耕地を利用した農業地帯で良質米を生産し、丘陵地は肉牛の産地でもある。上流の中津川地区は林業にかわって肉牛飼育やゼンマイ、ナメコなど山菜の採取、加工が盛んである。東山工業団地の造成により、製造品出荷額も増えている。
 磐梯朝日国立公園の一部となっている。全国的にも数少ない屋敷林に囲まれた、田園散居集落が美しい景観を形成している。また、多目的ダム白川ダムがあり、周りには自然体験施設が整備されている。

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