美里町は、県中部にある。北は涌谷町、北から西は大崎市、東は石巻市、南は東松島市、松島町に接する。
 JR東北本線が南北に通じ、小牛田駅では東方に石巻線、西方に陸羽東線を分岐。国道は東西方向に108号、南北方向に346号が通じる。
 奥羽山系を源とする鳴瀬川と江合川に南北を挟まれ、両河川が形成する大崎平野の沃土に町域が展開している。おおむね平坦な地形。
 2006年(平成18)2町が合併して成立。
 農業が基幹産業で、大崎平野の肥沃な耕地で「ササニシキ」「ひとめぼれ」などの水稲が栽培される。このほか畜産業、果樹生産、施設園芸なども盛んで、北浦梨、いちご、バラや食肉加工品等を特産する。
 縄文時代、古墳時代、奈良・平安時代から中世に至る複合遺跡の山前遺跡(国の史跡)があり、史跡公園として整備されているほか、安産の神様として知られる「山神社」等がある。また、花野果市場やログハウスの宿泊施設「でんえん土田畑村」などの施設もある。6月に活き生き田園フェスティバル、8月にえきフェス MISATOや、山神社のどんと祭、春・秋の例大祭、関根神楽などの行事もおこなわれている。

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