黒松内町は、道南西部にあり、東は豊浦町、南は長万部町、西は島牧村、北は蘭越町、寿都町に接する。
 JR函館本線、国道5号、37号、道央自動車道が通り、黒松内、黒松内南の2インターチェンジがある。
 札幌市と函館市のほぼ中間に位置する。朱太川の中・上流域にあり、渡島半島の基部に位置する。北は寿都町を経て日本海を臨み、南は長万部町を経て太平洋を臨むが、いずれもわずかな距離で直接海岸に接することがない特殊な地形で、黒松内岳から双方の海を望むことができる。標高 900m以内のなだらかな山地が町域の大部分を占める。南部の歌才地区は天然記念物ブナ自生北限地として知られ、「日本で最も美しい村」指定の地域遺産である。
 1959年(昭和34)町制施行し、現町名に改称。地名はアイヌ語クルマツナイ (和人の女が多くいる沢の意) に由来している。
 畜産や米作、小麦、馬鈴薯等の畑作が主産業。
 国天然記念物「自生北限の歌才ブナ林」がある。ヨーロッパの農村で見られる都市の人々を招き入れ交流を図る体験・滞在型のまちづくり「ブナ北限の里づくり」を進めており、様々な体験ができる。黒松内温泉がある。

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