鷹栖町は、道中央部にあり、東・西・南は旭川市に囲まれ、北は和寒町と接している。
 道央自動車道旭川鷹栖インターチェンジがある。
 上川盆地の北東部にあたり、オサラッペ川とその支流が南流し、石狩川本流から取水する灌漑溝も整って広い水田地帯を形成している。オサラッペ川の下流は、嵐山付近で石狩川と合流し、上流には6号川、シュマム川、イブンペウシ川、チライウエンベツ川の支流河川をだいている。南東にかけて遠く大雪、十勝連峰をのぞみ、北西にかけては標高500m程度のキトウシ山脈と、半面山脈が馬蹄状にとりまいている。主な山としてチライネヌプリ(千歳山)、カムイシリ(白妙山)、イセッヌプリ(雄鷹山)、イアネヌプリ(雲井山)、奥清水山、天神ケ峰、半面山などがある。
 1969年(昭和44)町制施行。町名はアイヌ語「チカップニ」(大鳥のすむ巣のある所の意)の意訳。1924年(大正13)以降はほぼ現在の町域となった。
 近年はキュウリ、ネギ、ナスなどの野菜も産し、トマトジュース、ヒマワリ油、みそなどの地域複合産業も盛んになった。農業地帯を横切る二条の市街化区域は近年急速に住宅地化が進んでいる。
 丸山句碑の森、レクリエーション、イベント等多目的に利用できるパレットヒルズや日本初の「メロディーを奏でる橋」、パークゴルフ場などがある。毎年8月には富山から伝わった獅子舞を奉納する北野神社例大祭がおこなわれる。

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