雄武町は、道東部にあり、東から南は興部町、西興部村、南から西は下川町、名寄市、美深町、北西は枝幸町に接し、北東側一帯はオホーツク海に面する。
 国道238号が通じる。枝幸町、紋別市との間にバスの便がある。
 オホーツク海沿いは海岸線が35kmに及ぶが海浜はほとんどなく海岸段丘が発達し、南西に伸びる大地には緑輝く牧草地が一面に広がり、その背後には原生林が残る秘境ピヤシリ山をはじめとする山系が連なっている。地形は二等辺三角形に近い形をしている。町域の約70%は道有林を主とする森林。
 1948年(昭和23)町制施行。
 雄武、沢木、元稲府、幌内の4漁港があり、ホタテガイ、サケ、カニなどの水揚げがある。製材工場が多いほか、農業は酪農を中心とする。
 オホーツク海に臨む日の出岬や音稲府岬はキャンプ場などがある夏の観光地。1月下旬から3月にかけては流氷が接岸する。

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