赤井川村は、道西部にあり、北西は小樽市、西は札幌市、南は京極町、倶知安町、西は仁木町、北は余市町に接している。
 国道393号が通る。
 村境の大部分は後志火山群などの山地。西部は直径約7kmの赤井川カルデラが占めており、このカルデラ底が農耕の中心地となっている。国有林が村域の8割を占め、耕地率は4%に過ぎない。
 1893年(明治26)以降開拓が進み、1899年(明治32)大江村(現、仁木町)から分村した。村名はアイヌ語のフレペツ(赤い川)に由来するという。
 内陸型の気候で夏場は昼夜の温度差が大きく、果菜類を産する農業が盛ん。
 村東端の余市岳は、札幌近郊の手軽なハイキングコースとなっている。このほか、盤ノ沢滝、ライオンの滝、穴岩不動等の景勝地がある。また、スキー場を核とした大規模リゾート施設の「キロロスノーワールド」をはじめ、キャンプ場等を備えた「アカイガワトモプレイパーク」、観光牧場、赤井川温泉などがある。

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