豊浦町は、道南西部にあり、東は洞爺湖町、北東は真狩村、北はニセコ町、西は蘭越町、黒松内町、長万部町に接する。南は内浦湾(噴火湾)に面している。
 JR室蘭本線、国道37号が通じ、道央自動車道豊浦インターチェンジがある。
 昆布岳南麓にあり、町域の大部分は山地、丘陵地。おおむね傾斜地となっており、一部山岳地帯を除き農耕地、牧野などの生産緑地帯を形成している。南流する3小河川の河口に東から豊浦、大岸、礼文の集落がある。内浦湾の対岸に亀田半島を臨み、秀峰駒ヶ岳をはじめ、渡島連山を眺望する。
 1947年(昭和22)町制施行。西部の礼文華峠は、かつては蝦夷三険の一つといわれた。
 サケ、マス、サンマの漁獲のほかホタテガイ養殖を行い、農業は米、野菜、ジャガイモ、サトウダイコン(ビート)、酪農、養豚などの多角経営で、イチゴを特産する。
 噴火湾展望公園、カムイチャシ史跡公園等のほか、豊浦温泉がある。

観光資源一覧