訓子府町は、道東部にあり、東と北は北見市、西北は北見市、西は置戸町、南は津別町、陸別町と接する。
 十勝オホーツク自動車道が通じる。
 北見盆地の南西部を占め、段丘地形が広がる。町の中央部は常呂川に沿った北見盆地の低地部で、北部には台地、南部には台地と丘陵が広がっている。北海道東北部のオホーツク斜面の内陸寄りに位置しており、口の広いブランデーグラスのような形状をなす。
 1897年(明治30)高知県から北光社の団体移民が北見盆地に入植し、そのうち13戸が町の東部のオロムシに入り開拓のはじめとなった。1911年(明治44)常呂川に沿って池北線(北海道ちほく高原鉄道・2006年廃止)が開通して開発が大きく進展。1921年(大正10)には土功組合が設立され、以後造田が進んだ。
 米、ジャガイモ、小麦、テンサイ、タマネギを産し、酪農も行う。
 美人の湯とも呼ばれる温泉保養センター、レクリエーション公園がある他、夏はふるさとまつり、冬にはさむさむ祭りが開催される。

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