秩父別町は、道中西部に位置し、東は深川市、南は妹背牛町、西は北竜町、北は沼田町に接している。
 JR留萌本線と国道233号、深川留萌自動車が通じ、道秩父別インターチェンジがある。旧市街は駅前の新市街と結ばれ、長い市街を形成する。
 石狩平野の北端に広がり、石狩川と雨竜川が合流して造った三角形の平坦地となっている。東部に100mを超える丘陵地帯がある。海抜40~50mの平野が拡がっており、その多くは水田となっている。
 1959年(昭和34)町制施行。町名はアイヌ語「チックシベツ」(舟が通る川)の転訛で、ここを流れる河川が起源といわれる。雨竜川沿いの泥炭地原野で、1895年(明治28)以降、屯田兵村の入植により開拓された。現在は水田地帯として空知穀倉地帯の一環となっている。
 米作が中心。トマトジュース「あかずきんちゃん」を特産するほか、ブロッコリー製品等も生産されている。
 屯田の鐘、滝の上獅子舞等の町指定文化財がある。この他、秩父別町観光体験牧場めぇーめぇーランド、ローズガーデンちっぷべつ、秩父別町交流体験農園なつみの里、百年記念塔、日本庭園の百禄園や、屋外遊戯場キュービックコネクション、こども屋内遊戯場キッズスクエアちっくる等の子供向けの施設もある。温泉は秩父別温泉がある。

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