清水町は、道中南部にあり、東は鹿追町、南は芽室町、西は日高町、北は新得町に接する。
 国道38号、274号、JR根室本線が通じ、道東自動車道十勝清水インターチェンジがある。
 町の東部を十勝川が南流し、御影北方で支流の佐幌川と合流する。日高山脈が南北に走り、これを源としてペケレベツ、ヌプチミップ、芽室川、久山川などが流れる。北に佐幌岳を望む。町域の大部分は標高130~230mの洪積台地。総面積のうち 42.5% が国有地・町有地で、民有地は57.5%となっている。標高は十勝清水駅周辺で海抜166mある。
 1936年(昭和11)町制施行。1956年(昭和31)1村を編入。町名はアイヌ語「ペケレペツ」(明るい川)の意訳。明治末期から開拓が進んだ。
 ジャガイモ、サトウダイコン、豆類、酪農のほか、乳製品、製糖、食肉加工、めん類製造などの食品工業が発達する。
 日高山脈を横断する国道274号(日勝道路)がトンネルでくぐる日勝峠は、十勝側の展望台から十勝平野などの眺望に優れ、スキー場やキャンプ場があり、一帯は日高山脈襟裳国定公園域。

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