津別町は、道東部にあり、東は弟子屈町、南は釧路市、足寄町、西は陸別町、訓子府町、北は北見市、北から東は美幌町に接する。
 国道240号線が通じる。
 網走川上流の広大な山地を占め、南は阿寒カルデラ、東は屈斜路カルデラの斜面。中心は網走川と津別川の合流部の津別。総面積は約716.80km2に及び、全道屈指の広汎な町域を有している。総面積の約86%を国・道有林などの森林が占めている。
 1902年(明治35)に入植がはじまり、大正時代には造林業も興った。
 木材・木製品工業が盛んで、合板、木工民芸品などが生産されている。網走川とその支流沿いの低地では小麦、ジャガイモ、テンサイ、タマネギなどを栽培する。
 国際キャンプ場がある堰止湖のチミケップ湖、屈斜路湖や大雪山を一望できる津別峠、阿寒湖を眼下に見る木禽岳(995m)などがあり、いずれも原始林におおわれた景勝地で阿寒国立公園に属している。

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