本別町は、道中南部にあり、東は白糠町、南は池田町、西は士幌町、上士幌町、北は足寄町に接する。
 国道241号、242号、274号が通じ、道東自動車道の本別インターチェンジがある。
 東部と南部は、起伏のけわしい標高200m前後の丘陵地帯、西部と北部は、50~300mの段丘地となっており、十勝川水系の利別川と美里別川の両河川に沿って平地が形成されている。段丘地は2段~4段の階段状(標高75~300m)になっており平坦地は緩傾斜地である
 1933年(昭和8)町制施行。町名はアイヌ語の「ポンベツ」(小川の意)による。
 農地面積のうち約65%は豆類、小麦、サトウダイコン(テンサイ)、ジャガイモなどの畑作物。ほかは牧草地で乳牛の飼養頭数は多い。乳製品製造、製糖、電気部品、木製品の工場がある。
 北海道立農業大学校の所在地。観光地として本別川沿いの幽仙峡がある。他に義経の里本別公園、ボルダリング施設の仙美里プロジェクト、歴史民俗資料館や鉄道資料館などがある。また、4月にはつつじ祭り、7月にはひまわり迷路、1月には特産品の「豆」をテーマにした節分イベントなど、様々なイベントが開かれている。

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