更別村は、道中南部にあり、東は幕別町、西は中札内村、南は大樹町、北は帯広市に接している。
 国道236号が通るほか、帯広広尾自動車道の更別インターチェンジがある。
 十勝平野の中央部よりやや南西にあたり、日高山脈の裾野に位置。地形は、南西の日高山脈を起点として北東にやや傾斜し、中央部は丘陵状を呈して標高165~ 350mの古い扇状地、北半分は標高120~240m、長さ15 kmにわたる平坦部、南東部は標高165~300mの北東にゆるい傾斜をしている。中央にサッチャルベツ川、北部にサラベツ川が流れ、両河川地帯は比較的地味肥沃な農耕地となっている。
 1947年(昭和22)大正村(現、帯広市大正町)から分村。村名はアイヌ語「サラペツ」(蘆が茂る沢)による。明治中期から開拓が進められた。
 大規模機械化農法によるジャガイモ、サトウダイコン、小麦、豆類などの畑作、酪農、肉牛飼養のほか、食品工業、湧き水を利用したニジマスなどの内水面漁業がある。
 国際モーターレース場の十勝スピードウェイ、オートキャンプ場のさらべつカントリーパーク、どんぐり公園や大型遊具で遊べる農村公園、釣り堀が楽しめるファミリーパークさらべつや、福祉の里温泉がある。

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