愛別町は、道中央部にあり、東は上川町、西は比布町、南は当麻町、北は士別市に接している。
 南端にJR石北本線が通じ、並行するように国道39号、旭川紋別自動車道が通り、愛別インターチェンジ、愛山上川インターチェンジがある。
 上川盆地の北東端、大雪山連峰の麓にある。町の中央を石狩川と愛別川の他、その支流のパンケ川、狩布川、パンケメムナイ川など54本の本支流が流れており、流域一帯は農業地帯となっている。町域の大半は天塩山地南部の山地で、総面積の過半を国有林が占める。東方に旭岳を中心とする大雪山連峰、東南方に東山と伊香牛山、東北方に天塩岳の山麓にあたる辺見山と丸山、そして北方には大正山、西方に班渓山と、周囲を1000m以下の山に囲まれている。
 1894年(明治27)未開の原野に区画割りが行われ、翌年和歌山県などから300戸余の入植が行われたのが開発のはじまり。愛別の名は、愛別川を指すアイヌ語アイペツ(矢、川)に由来するといわれている。
 農産物のほか、キノコ類などの林産物を産する。
 百田宗治詩碑、中井延也石の彫刻公園、親水緑地公園、協和温泉、キャンプ場などがある。

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