当別町は、道中西部にあり、札幌市北東部に接する。東は月形町、新篠津村、南は江別市、札幌市、東から北は石狩市、北は新十津川町に接している。
 JR札沼線、国道275号、337号が通じる。
 石狩平野の北部にある。石狩川の下流部とその支流当別川に沿う南北に細長い地域。町域のほぼ中央部に当別ふくろう湖がある。
 1947年(昭和22)町制施行。町名はアイヌ語トウペツ(沼から来る川の意)による。1871年(明治4)仙台藩の一門岩出山領主伊達邦直が家臣とともに入植して今日の基礎を築いた。1962年(昭和27)に始まる第一次北海道総合開発事業の一環として、泥炭地の土質改良、また当別川上流の青山ダム建設により稲作作付面積は著しく増加。高度成長期以後は住宅団地が建設され、札幌のベッドタウン化が進んだ。
 米作のほか、切り花栽培、ニンジン、イチゴなどの都市近郊園芸が行われる。
 当別神社、当別伊達記念館、中小屋温泉等の温浴施設、冬の一大イベント「あそ雪の広場」等がある。また、当地をスウェーデン人が訪れたことからスウェーデンとの交流が始まり、スウェーデンのレクサンドと姉妹都市となり、町内にはスウェディッシュリゾート施設であるヴィラレクサンド、レクサンド記念公園や夏至祭など、スウェーデンとの交流施設などが各所にみられる。

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