中札内村は、道中南部にあり、東は更別村、南は大樹町、西は新ひだか町、新冠町、北は帯広市に接する。
 国道236号が通じる。
 十勝平野の中心部から南南西に位置する。東西に細長い弓形で、日高山脈に源を発する札内川の流域を占める。札内川は戸蔦別川と合流し、帯広市近郊で十勝川と合流している。河川にそう一体は山岳地帯をのぞいて概ね平坦で、比較的肥沃な農耕地となっている。
 1947年(昭和22)大正村(現、帯広市)から分村。村名はアイヌ語「サチナイ」(乾いた川の意)に由来。1897年(明治30)富山、石川、福井県の移住者で開拓された酪農と畑作の村。
 1経営体当りの耕地面積は約45ha、農業経営の共同化、集団酪農、有機農法が推進されている。農用地約7,100haは畑で、サトウダイコン(テンサイ)、豆類、ジャガイモを栽培する。酪農(乳牛)他、養鶏、養豚も行われる。
 札内川ダム、札内川園地、一本山展望タワーの他、六花亭が製菓工場を中心とした地域文化づくりをおこなっており、桜公園、アートヴィレッジ、六花の森がある。また、観光牧場「花畑牧場」もある。

観光資源一覧