上砂川町は、道中西部にあり、東は芦別市、南から西は奈井江町、西は砂川市、北から東は歌志内市に接している。
 鉄道、国道は通じておらず、砂川市のJR函館本線砂川駅と国道12号、奈井江町の道央自動車道奈井江・砂川インターチェンジが近い。
 パンケウタシナイ川中流の河谷を中心とする山間にある。東部に夕張山脈が南北に走っており、西方に傾斜しながら石狩平野に連なる。辺毛山に源として西流しているパンケウタシナイ川が北部を流れて大きな沢を作り、沢沿いには集落が形成されている。同河川は石狩川に注いでいる。
 1949年(昭和24)、砂川町と歌志内町の一部が分離合併して成立。町名は砂川町の川上にあるので命名された。1914年(大正3)三井鉱山が開坑した土地で、4年後に鉄道(JR函館本線の支線、1994年廃止)が開通し、石炭の街として発展した。1987年(昭和62)に鉱山は閉山した。
 鉱山閉山後は鶉地区で工業団地が造成されている。ほか、シイタケ栽培が盛ん。
 かみすながわ炭鉱館、上砂川岳日本庭園、上砂川町水源公園、上砂川岳温泉「パンケの湯」、上砂川岳国民休養地、上砂川岳国際スキー場などがある。

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