江北町は、佐賀県のほぼ中央部に位置し、東西に走る旧長崎街道を境に、北部はゆるやかな南斜面をなした山間山麓地帯で、一連の山並みが東西に走っている。かつては長崎街道の宿場町、現代では鉄道や国道の結節点という西九州の交通の要所として発展してきた。古くから米作りなど農業が盛んで、九州の穀倉地帯である佐賀平野の一翼を担ってきた。
 長崎街道沿い位置する関川家住宅は、明治中期に銀行事務所兼住宅として建てられたもので、佐賀県遺産にも選定されている。

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