県西部にあり、東、南、西は米子市に囲まれ、北は日本海美保湾に面する。
 村域中央部のやや北に米子自動車道米子ジャンクションからつながる国道 431号線が通る。南端を国道9号がかすめており、その南側に広がる米子市域にはJR山陰本線が通り、伯耆大山駅が近接する。
 日本海に北流する日野川下流東岸にある。海岸部は同川によって形成された砂堆列と背後の低湿平地からなる。内陸側に水田が開けており、耕地は60%近くを占める。米子市への通勤通学者も多い。面積は県内で最小。
 村内では考古遺跡は知られておらず、古代の遺跡も含め存在した可能性は少ない。当地に伊勢宮が鎮座していることから、古代美濃郷の系譜をひくと考えられる伊勢神宮領の三野御厨に含まれたとも考えられている。
 大山からの豊富な伏流水を利用した化繊、製紙業が盛んで、南部の米子市との境には王子製紙米子工場があり基幹産業となっている。他に、米作、チューリップ栽培がおこなわれている。

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